No.1ガール〜桜の姫〜①




疾「はい、到着。」



あっと言う間に学校に着いてしまい、名残惜しく思いながらもバイクから降りる。



もっと一緒にいたかったなー…。




疾「そんな寂しそうな顔するなよ。今日は一緒に帰れるから放課後教室で待ってて。」




菜「本当!?倉庫行かなくていいの?」




この頃すでに珀龍神の副総長だった疾風。




だから帰りは一緒帰れない事が多い。




疾「今日は行かないかな。たまには一緒に帰ってやらないと誰かさんが拗ねそうだし?」




横目でチラッと私を見る疾風。



菜「拗ねませんー!もう、子ども扱いしないでよね!」



そう言ってパシッと疾風の肩を叩く。



疾「ハハッごめんごめん。菜々夏はいつまで経っても妹みたいな感じだからな。」



その疾風の何気ない言葉にチクリと胸が痛んだ。