疾「はい、到着。」
あっと言う間に学校に着いてしまい、名残惜しく思いながらもバイクから降りる。
もっと一緒にいたかったなー…。
疾「そんな寂しそうな顔するなよ。今日は一緒に帰れるから放課後教室で待ってて。」
菜「本当!?倉庫行かなくていいの?」
この頃すでに珀龍神の副総長だった疾風。
だから帰りは一緒帰れない事が多い。
疾「今日は行かないかな。たまには一緒に帰ってやらないと誰かさんが拗ねそうだし?」
横目でチラッと私を見る疾風。
菜「拗ねませんー!もう、子ども扱いしないでよね!」
そう言ってパシッと疾風の肩を叩く。
疾「ハハッごめんごめん。菜々夏はいつまで経っても妹みたいな感じだからな。」
その疾風の何気ない言葉にチクリと胸が痛んだ。

