疾風は私の幼馴染み。
そして、片思い中の人でもある。
小さい頃からずっと一緒だった疾風。
初めこそは兄のように思っていたけど、いつの間にか“好き”という気持ちが大きくなっていた。
疾「また寝坊か?」
菜「寝坊じゃないもん!ちょっと行動し始めるのが遅かっただけ!」
疾「はいはい。本当菜々夏は昔から朝が弱いよな。」
そう言いながら、私にヘルメットを渡す疾風。
それを受け取り、いつものようにバイクの後ろに跨った。
菜「だって布団から出られないんだもん。よーし、じゃ出発ーー!!」
疾「ちゃんと掴まっとけよ。」
その言葉と共に走り出すバイク。
バイクに乗る時は何も気にせず疾風に抱きつけるから、この時間が好きだったりする。

