No.1ガール〜桜の姫〜①



†菜々夏side†



あれは確か、高校に入学して少し経った頃だった。



「菜々夏ー、疾風君が来たわよー!」



菜「はーい!すぐ行く!!」




下からお母さんに呼ばれ、まだ途中だった着替えを急いで終わらせる。



早くしないとまた疾風に怒られちゃう。




私は鏡で全身をチェックすると、階段を駆け下りて玄関に飛び出した。




菜「お待たせー!」



外にはバイクに跨った疾風。



その姿を見ただけで胸がキュンとする。