理「菜々夏もう諦めよ?疾風たちも一緒になら買い物に行けるんだし。」



菜「それじゃダメなの!私は理央と二人っきりでゆっくり買い物したいの!!」




ゆっくり、ね……。



まあ確かに、皆が一緒に行ったら買い物どころじゃなくなる。



女の子たちによってね。



菜々夏が二人で行きたいと言うのも無理ないのかもしれない。



理「…はぁ、翼。今回だけは許してあげて?私もちゃんと注意するし、何かあればすぐに連絡するからさ。」



私はさっきから黙って目を瞑っている翼に言った。


ここは菜々夏を援護しますか。