No.1ガール〜桜の姫〜①




理「あー気持ち良かった。送ってくれてありがと。」



私はバイクを降りてヘルメットを陸玖に渡した。




陸「ちょうどこっちに用があったからな。で、今から珀龍神の倉庫行くのか?」



理「うん、そのつもり。翼が迎えに来てくれるって。」



陸「そっか。じゃあ俺はもう行くな。何かあったら連絡しろよ。」




そう言って、陸玖は私の頭をポンポンとして帰って行った。




さて、私も翼が来る前にさっさと準備しちゃおーっと。




この時私は気づかなかった。



誰かが私たち二人を見ていたことにーーーー。