「…ぉ…ろ…理央、起きろ」
理「う〜ん…り、く?あれ?寝ちゃってた?」
陸玖に起こされて目が覚めた。
陸「あぁ、爆睡だったな。そろそろ行くぞ。」
そう言えば陸玖が帰りは送ってくれるんだっけ?
理「ふぁ〜…、分かった。あ、先に翼に電話していい?」
陸「なら俺は下行ってるな。終わったら降りて来いよ。」
理「はーい。」
陸玖が部屋を出て行ったのを確認してから、翼に電話をかけた。
プルルルル プルッ
翼『どうした?』
うわお、出るの早い。
理「もしもし翼?今から帰るね。」
翼『一人か?』
理「ううん、ちゃんと送ってもらうから心配しないで。一旦家に帰ってから倉庫行ってもいい?」
翼『分かった。ならマンションまで迎えに行く。』
理「うん、ありがと。じゃあまた後でね。」
電話を切ったあと、もう一度特攻服に目を向けてから部屋を出た。

