部屋を出た私はさっきいたリビングではなく、ある部屋に来た。 白を基調としたシンプルな部屋。 ここは私の部屋。 たまにお母さんが掃除してくれているのか、中はとても綺麗だった。 ゆっくりと足を踏み入れて、ある物の前で立ち止まった。 黒地に桜の花びらが舞っていて、背中には大きく【七代目総長 桜姫】と金色で刺繍されている。 これは私が着ていた特攻服。 それにそっと触れると、その肌触りから懐かしさが込み上げてくる。