No.1ガール〜桜の姫〜①




疾「明日は誰かが迎えに来てくれるの?」



理「うん。マンションまで来てくれるって。」



疾「そっか。なら安心だね。」



菜「え、じゃあ理央明日はここへも来ないの?」





まるで捨てられた子犬のような目で見てくる菜々夏。


そんな目で見られたら行かないものも行きたくなるじゃん!



理「夕方には戻ってくるから、倉庫へは来るよ。」



最初からそのつもりだったしね。



菜「本当!?やったー!」


翼「ゆっくりしてこいよ。」


理「…うん、ありがと。」



ゆっくりできるといいんだけど……。