あのあと一晩中探したが、どこに行っても見つからない。 倉庫にもいなかった。 だとすれば………… 『きっとすぐ捕まる……!!』 義母のところか。 そいつの家の場所聞いておくんだったな…… どうにかして『九條』の家を調べねぇと…… 思い浮かんだのは、一人の男。 ……よし、あいつに頼むか。 俺は急いであいつの所に向かった。