「おっと!」 水が降ってきた。 間一髪でそれを避けるユウ。 当たり前のような日常。 「も~う…冷たいな~ルイは、、冗談だよ…」 あはは、と笑いながら済ませるユウ。 「で?レオ、仕事は?」 「あ?あぁ、まだ、少し時間が余ってるんだ…だから、これからルイとお茶しに…」 俺がここまで言うとユウはニヤニヤしながら ふ~ん…と、頷く。 「頑張れよ~」 そう言ってユウは去っていった。 「他人事みたいに言いやがって…」 俺は小さな声で言った。