それから数日後。


私の誕生日も明日に迫ってきた。


「お綺麗ですわ、ティナ様」


私のヘアーメイクをしてくれるラブァ。少しぽっちりした体型だ。


「その言葉は聞き飽きたわ。他に褒め言葉ないの?」


ラブァの顔が少し引きつった。


「ふふっ、冗談よ」