☆萌side☆





樹と思い切り花火をしてはしゃいで

だけど途中でバスに戻ったふたりが心配になったから

樹とふたりで他の班よりも早くバスに戻った





「……萌」


「何?」


「まだ花火していようか?」


「え?」


「そっとしておこう…ね?」


「うんっ」




私は樹が見た光景を見て頷いた




恋人繋ぎをした美夜と白羽が

ふたりして仲良く眠っていた

しかも白羽の肩に

美夜の頭が乗るような感じで

寝ているだけでも幸せそうに見えた






「俺らもふたりに負けねぇぐらい
花火してラブラブするかっ!」


「うんっ!」





私も樹と恋人繋ぎをして

バスを降りた








【END】