僕があの子を好きになっても良いですか?









☆☆☆





「樹!火ちょうだい?」


「はい
火傷するなよ?萌」





吹きだし花火で遊ぶふたりを

あたしは白羽くんと座りながら見ていた





「大丈夫?
あんな無茶するからだよ…」


「ごめっ…ケホッ」


「先にバスの中戻る?」


「平気……」




さっき思い切り水をかぶってしまった白羽くんは

38度ほどの熱を出してしまった

持ってきた冷えピタをおでこに貼って

白羽くんは力なく笑った




「しかし…僕も本当情けないよね…
あんなかっこいいこと言っておいて
すぐに熱出すなんて…

あの日と同じじゃないか…」




白羽くんが溜息をついて俯く

誰が見ても一目瞭然なほど落ち込んでいた