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「樹!火ちょうだい?」
「はい
火傷するなよ?萌」
吹きだし花火で遊ぶふたりを
あたしは白羽くんと座りながら見ていた
「大丈夫?
あんな無茶するからだよ…」
「ごめっ…ケホッ」
「先にバスの中戻る?」
「平気……」
さっき思い切り水をかぶってしまった白羽くんは
38度ほどの熱を出してしまった
持ってきた冷えピタをおでこに貼って
白羽くんは力なく笑った
「しかし…僕も本当情けないよね…
あんなかっこいいこと言っておいて
すぐに熱出すなんて…
あの日と同じじゃないか…」
白羽くんが溜息をついて俯く
誰が見ても一目瞭然なほど落ち込んでいた


