「…………で、この道を真っ直ぐ行けばコンビニがあるの」
「なるほど。
じゃああっちには何があるんですか?」
別荘からビーチに沿って道なりに歩きつつ、案内をしてもらう。
それにしてもすごいな…。
旅館なんかはもちろん、お土産を買うようなお店もいっぱいあるし、コンビニもあるし。
ちょっと向こうには観光名所まであるらしい。
なんでも、山の上から見る景色が絶景なんだとか。
「行ってみたいなぁ!
山の上からの景色かぁ…」
「そ。
あ、でもね…あの山、出るらしいよ~」
「えっ」
で、出る…?
何がですか?と聞きたいところだけど…。
出るっていったら…あれしかないよね…!?
「うふふ…。
あの山のどこかに古井戸があってねー。
夜景が一番きれいだからって夜、山に行くと何故か古井戸のある場所に迷いこんで~…そこには一人の女の人がいるの…
『私を殺したのはお前かあ!』」
「ひゃあああぁ!!!?」
ドキドキして聞いていたらいきなり肩を掴まれ、耳元で言われたもんだから思いっきり叫んでしまう。
い、行きたくなくなったよ!!!



