「どうして…。
なんでそんな酷いこと言うの!?」
「っ………?」
………さっきまでどうにか取り繕おうと必死に震える声を絞り出していた5人も、それを『気持ち悪い』と言った晶も、それを呆然と見ていた不良の二人も、私の声に不意を突かれたように動きを止めた。
5人は驚いたように、二人は呆然と見ていた視線をただ私に移しただけのように。
そして晶は…困惑したように。
一斉に視線が一点に集まるのがわかった。
「晶…謝って」
「はぁ!?
ちがっ…お前に言った訳じゃ…」
「知ってるよ!!
だからこの人たちに謝って!!」
晶は私が怒っている理由がわからないらしく、少しオロオロしている。
さっきまでの気迫が嘘のように、ただ戸惑っていた。



