ヒツジ、狼と恋をする。





「まあ別に…良いけど」



しぶしぶといった様子で、晶が1番手で山に踏み込む。



あぁ…行っちゃった。



晶はお化け屋敷とか大丈夫そうだけど…。



何もありませんように!!



「じゃあ次ツツジちゃん行こうかぁ」



「えっっ」



わ、私2番手!?



慌てて山の方を向いても、もう晶は見えない。



真っ暗な道が続くだけだ。



「じゃ、レッツゴー~!」



「い、いってきます…」



背中を押され、恐る恐る階段をのぼる。



く、暗いよ~~~!!



風で動く葉っぱの音でさえ呻き声に聞こえる。



ぜ、絶対森に近付きたくない!



階段から外れたら井戸がほんとにありそうだもん!