水曜日の片想い



「俺は甘党じゃないからなぁ……」


「えへへっ、チョコってお菓子の中で1番甘い味な気がするんだ」


「へぇ……」


恥ずかしくて橘くんの顔がなかなか見れない。

うつ向いて、ボソッと言葉を繋げるだけ。


「それならさ………」


「ん?」



「チョコより甘いもの、教えてやろうか?」


えっ………?

チョコより甘い??


突然の意味深な発言にびっくりしてつい顔を上げてしまった。


っ………。


その瞬間、橘くんの綺麗なキャラメル色の瞳とぴったり視線が重なった。

だめ……逸らせない………吸い込まれそう……。


橘くんの瞳には人を虜にしてしまう不思議な魅力がある。