まさに今、幸せの絶頂期。
橘くんがわたしこと好きって思ってくれてて安心した。
安心して、笑顔というよりにやけ顔になってくる。
だって橘くんに好きって言われちゃったんだよ?
これがにやけずにいられるか!って感じ。
カウンターが無ければ今すぐ抱きつく勢いなのに少し残念。
わたしたちにはまだこれくらいの距離があるのかな、なんて。
「ーーーあんまり俺の前で笑わない方がいいかもな」
「え?」
そう呟くように言った瞬間、また橘くんの顔が近づいた。
わっ……近いっ………。
驚いて身動きが取れなくなっている間に、少しずつ迫る橘くんの綺麗なキャラメル色の瞳。
橘くんの瞳はいつ見ても吸い込まれそうなほど綺麗だ。
「橘く………」
最後まで言い終わる前に、強引に唇を塞がれた。
「んんっ……」
唇から伝わる橘くんの熱、感触、鼓動。
わたしの、ファーストキス。



