水曜日の片想い



クールなとこも、優しいとこも、意地悪なとこも

どんな橘くんにだってドキドキしてる。


わたしばっかり好きで悔しいや。

………橘くんはわたしのことちゃんと好きなのかな。


時々不安になるの。

これはただの夢だったんじゃないかって。

目が覚めたら橘くんは遠いところにいるんじゃないかと思ってしまう。


王子様との恋って難しい。

わたしの一方通行になってしまわないか心配だ。




「俺、昔から本以外のことなんて興味なかったんだよ」



「……へ?」



「だから毎週図書室に来る瀬戸のことも正直眼中になかった」


なに……?

え?わたしのこと貶してる!?