「おい、姫華」 「何」 いきなり後ろに立たないでよ。 びっくりするっつーの。 「これ洗っとけ」 と出してきたのは、 溜まりまくった洗濯物。 一回一回出しといてよ。 「ため込まないで」 そう言って洸琉から洗濯物を奪い取る。 しかし洸琉は私を睨んでいる。