まぁ、でもどうりでお金に余裕あったわけだ。




さすがにホストのNo.1だとしても
こんなにお金持ち生活なんて無理だもん。





納得したけど、なんか、ね。





「お前との将来のことも考えたら
ずっとホストやってくわけにはいかねぇ。
お前だって嫌だろ?
俺が仕事だとはいえ、他の女といるの」





「いや、ん、まぁ。
でもそれは仕事でだけだし
もう不安になんてならないよ?
洸琉が私のことしか興味ないのも
ちゃんと大切にしてくれてるのも
わかってるから」





嫌じゃないといえば嘘になるけど
仕事してる洸琉は楽しそう、なんだかんだ。





だから辞めて欲しくはない。





いや、少しは辞めてほしいって
たまに思ったりするけど。