医者が手術室から出てきた。





「先生!!!洸琉は…洸琉は大丈夫ですか?」





「はい。一命をとりとめました。
彼はすごい方ですね?
一度、心臓が止まっちゃったのですが
再び動いてくれました。
彼の生きようとする力はすごいです。
きっと、あなたを守りたいからですね?
お疲れ様でした」





そう言ったあと頭をさげ
先生は行ってしまった。





そして洸琉が出てきた。





「洸琉っ!!!
ごめんね?私のせいで………。
生きててよかった…」





洸琉?





私はやっぱり。





あなたしか愛せないよ。