「…い……んっ…やぁ………!!!」





キスされた。





思い出す、二年前のこと。





震え始めた私の体。





それがわかってるのかわかってないのか。
どっちかわならないけど
キスをやめてくれない。





洸琉の方を見てみると
怒りに満ちた顔で睨みつけていて
かと思いきや洸琉は
私からお兄ちゃんを引き剥がし
お兄ちゃんに殴りかかっていた。





「てめぇ!!!何してんだよ!あ"っ?」





「いってぇな…あんたこそ、何してんだ?
俺に殴りかかってきて」





ちょ!どうしよう!これ!