「お兄ちゃ、ん……」 そう、お兄ちゃんだった。 どうして?なんで? 「よ!入るぞー」 そう言って勝手に入ってく、お兄ちゃん。 私は必死に追いかけた。 リビングに行くとお兄ちゃんと洸琉が 揉めてるようだった。 洸琉は多分、気づいたはず。 私の兄だと。