それから5分後やっと起きてくれた。 「………ん、はよ」 「おはよ。 ほら、遅刻するよ? 早く離して」 洸琉は寝ぼけてるのか 離すどころか抱きしめる腕を強めてきた。 んもう!!! 「遅刻する言ってんでしょー!!!」 って叫んだらうるさそうな顔をしながら 「うるさ…お前誰に向かって言ってんの?」 って意地悪な笑顔を見せてくる。 いやいや。 起きない洸琉が悪いんでしょ。