「あぁ、今行く。
それから顔真っ赤にさせんな」





「す、すいません!!!
ホールでお待ちしてます」





そう言って豊くんは出て行った。





「姫華」





「え?な、なに?」





「俺が仕事終わるまで待ってろ。
これ奴隷としての命令だからな」





なっ!!!





彼女に向かって奴隷って………





でもここで何か言ったら怒られそうだし
黙って言うこと聞いとこ。





「わかったよ!
仕事頑張ってね♪」





洸琉は「おう!」と言いながら
私の頭を撫でてから仕事に戻った。





まさか洸琉と両思いなんて
思ってもなかったからびっくりした。





はぁ〜幸せだぁぁぁぁ!!!