「も、もしもし…」 『姫華か?俺だ』 久しぶりのパパの声。 でもなんか震えてない?声。 「どうしたの…?」 「それがママが…」 「えっ……………」 私はとんでもないことを聞いた。 気づいたら何も持たないで 家を飛び出した。 ママがいるところへ。