私との唯一の共通点である聡明な部分を十分に生かしてくるのだろう。 知ったうえであいつがどのような動きをするのかそれも気になる。 それに、この「物語」にどういう結末をもっていくのか。 選択するのか。 何にせよ、あいつが主導権を握るなんてのは許さない。 あくまでもこの「物語」のヒロインは私なのだから。 都合よく動く駒は最後まで取って、