お母様方の粘りつくような視線を受けてもなお笑みを崩さず、蓮央は歩く。 そして3人組の隣に立ち、ニコリと笑いかけた。 「こんにちは」 「こ、こんにちはぁ♪」 話しかけられた3人は、顔を真っ赤にして笑顔で答える。 蓮央も笑顔だった。 ・・・このときまでは。