「奈々!?どーしたんだよ!」 優人の声がした 懐かしく感じて、涙が出そうだった でも冷静を装わないと… 「何が?」 「お前、転校するなんて聞いてねぇぞ?」 ふとカレンダーを見た あ……今日、始業式だったんだ 「急に決まったから…お父さんの仕事の都合で」 ごめんなさい嘘です… 「なんで前もって言ってくれなかったんだよ」 「ごめん。色々忙しくて」 「大学は…どうするんだ?」 一瞬黙ってしまった 「…あそこの大学…目指すよ…」 また嘘つきました…