俺の彼女は車椅子でした。


恐る恐る亮の方を向いた


「お前らが輝かしく見えるよ…」


机に突っ伏してた。


「どうだった?」


明日香が顔を覗き込んで聞いた


「……いや、土曜日めっちゃ楽しみだな!」


亮が顔をガバッと上げた


「どうだったの?」


また、顔を突っ伏した


「半分赤点〜」


「やっぱりな…追試頑張れよ」


優人が亮の背中を叩いた


「土曜日楽しんで、追試頑張れ!」


明日香が亮の髪の毛をくしゃくしゃとした。