俺の彼女は車椅子でした。


「……ちょうどいいって…何がですか?」

「結婚だよ」

え……?

「きゃっ」

先輩が太ももを触ってきた

「安心して。防音だから
俺のこと憧れなんだろ?」

いつもなら冗談でしょ?と言って笑えるけど

そういう空気じゃない

『気をつけろよ?』

優人が言ってたこと…本当なの…?

「……それは先輩としてです」

「恥ずかしがるなって」

胸を触ってきた

抵抗してもわたしの力なんてたかがしれてる

「やめて……助け…優人……」