「で、でも!! 別に何かあったわけでもなくて… ただいきなり遠原君が私のベットの方に来て……っ!!」 私が言い切る前に風間君が私の肩を掴んだ。 「何かされた!?」 …今何もないって言ったばっかりなのに…… 私は首を横に振る。 そうすれば風間君は一瞬ホッとしたような顔を見せて… 「そうか」 そう一言だけ呟いた。 風間君は遠原君が嫌いなのかな… でも今回のことで… 私は怖くなっちゃったけど……。