「だって俺日景大好きなの知ってるだろ?」 そう言われると返す言葉がない。 小学生の頃から私を思っていてくれてたなんて思うと… にやけてしまいそうになる。 「ん〜日景いい匂い」 スーッと鼻を聞かせて抱き締めながら私の匂いを嗅ぎはじめる風間君。 本当に狼だ…。 「ずーっとこうしてたい」 フッと笑う風間君。 私も風間君とこうやって平穏に毎日過ごしたい…。 今でさえすごく幸せだ。