『明日10時に西公園』






風間君の言葉に私は驚く。





こ…これって…




もしかして遊びの誘い……?








「え、えっと…」








『返事は?』








私が答えずにいると風間君が私を急かす。








「だ…大丈夫………」








一体どこに行くんだろう…





こんなこと初めてで私はバクバクと心臓が動き始める。










『待ち合わせ時間守れよ?



じゃあな』








本当に必要最低限しか話さない風間君はすぐに電話を切ってしまった。