あれから月日が経って、空輝は退院した。


脳に後遺症も残ることないって空輝のお父さんが言っていた。
普通は残る可能性の方が高いから奇跡だって。



輝神の溜まり場に2年振りに空輝が来た。
‪新しい子も入ってるけど、ほとんどが2年前のメンバーだから凄く喜んでいた。



茅「よ!お前ら!」


カ「茅陽さん、総長が来るようになってからすごく来ますね。」


茅「当たり前だろ!
空輝と俺らの仲舐めんなよ!」


ナ「別に舐めてなんかないけど…」


茅「なんで、お前ら俺に対して、そんな態度なんだよ。
先輩を敬えよ。」


カ「敬ってますよ。」


ナ「そうそう。
だから、ちゃんと“さん”付けじゃないですか。」


茅「敬ってる態度じゃねぇ!」


悠「そんなにうるさいから敬われないんだよ。」


ナ「そうですよ。ボリューム落として下さい。」


カ「うんうん。」


潤「茅陽さん、カルとナルに言われたらお終いですよ。」


茅「なんだとー!」




こうやって、暇な時は来て、このやりとりをよくやってる。



隼「うるさくて、悪いな。」


空「前の時と変わんなくていいよ。」


雅「なんか懐かしい。
うるさい2人が増えたけど。」


隼「確かに…笑」





この仲がずっと続いていってほしい。
そう思う。