大丈夫、今までだっていろんなことに耐えてきた。だから今回も…あれ?どうしてだろう?誠司くんの顔が頭から離れない。

「…誠司くん。」

「お前、誠司って言ったな?…何だ、橋立誠司の女か。ちょうどいい、あいつにも借りがあるんだよ。」

「違う…私と誠司くんは関係ない。さっさとしなさいよ。あんたたち、弱虫ね。」

「てめぇ!!…やめた。輝の女からにする。」

梓ちゃん!?そんな、私は…

「やめて!!梓ちゃんだけは!!」

「じゃあ、お前は黙ってこいつらに抱かれろ。いいな?」

リーダーの一言で私の周りの男たちは一気に私を捕まえ、服を脱がせにかかる。いよいよか。そう、覚悟したときだった。













「てめぇら、そいつから手、離せよ。」