「俺ら、もう友達な。分かったか?」

「は、はい。」

「ま、送られたくないみたいだし、仕方ないから今日は1人で帰らせてやるよ。また明日。」

一気に言われすぎてよく分かんなかったけど、1人で帰っていいんだ。

「うん。また明日!!」

学校を出てすぐお姉ちゃんから電話があった。

「もしもし。ゴメン、実はさ…」

今日あったことを全部お姉ちゃんに報告した。

『そういうことなら仕方ないよ。それに、今日、セイジ様、来なかったらしいよ。』

「えー、よかった。」

セイジ様は、タカの声優さんで、めったに姿を見せないので、どんな人か、まだ分かられていない。絶対カッコイイよ!!