「うんっ」 だって、言えないよ。 脳腫瘍…なんて。 無理だよ 心配なんてかけたくない。 同情なんて欲しくない。 千尋くんは、 ニコッと微笑むとみんなのところに行った 〜♪ 着信音が鳴り響く みんなの声が少し小さくなった。 「あ、ごめんちょっと電話」 そういったのは私。 雅からの着信だ。 「はい、もしもし?」 倉庫の外に出ると静かだった。 『花恋っ!!よかった、退院して!!』 「………うん。雅、ありがとう」 『よかった。ずっとね、心配してたんだよ!?』