漆黒の闇に、偽りの華を②【完結】




っだーーーーーーーーーっっっ!!!!




俺は、恋する乙女かっ!!!


恋い焦がれる少女かっ!!!


どんだけあいつに会いたいんだよっ!!!


もうやめやめっ!!


気持ち悪っ!!


待つのやめっ!!



俺は、いつもの場所にゴロンと大の字に寝転がる。


「あーバカらしっ……。何やってんだ俺。」


もしかしたら、あいつも俺とつるんでたいんじゃないかって……。


この間、あいつと爆笑した時に思ったんだ。


やっぱり俺らはお互い、唯一無二の存在なんだって。


あいつもきっと、そう思ってるって。


あの時はそう思ったのに……。


やべぇ……。


やっぱり今は自信ねぇや……。


「おい。」


聞き覚えのある声にハッと目を開ける。


恐る恐る声のする方を見てみれば……


「……恭……」


「よぉ。」


「よ、よぉ……」


恭は、俺の所にゆっくりと歩いてくる。


そして、まだ起き上がれずにいる俺に手を差し出し、


「ついてこいよ。」


と言った。






それから一っ言も話さねぇんだけど……。


何なんだこの妙な空気は……。


何か……むず痒い。