入り口からのその明るさに目を細めて見てみれば……
「……恭……?」
恭だ。
恭がそこに立っていた。
「きったねぇ倉庫だな。」
恭は、ゆっくりとこっちに歩いてくる。
「なぁ。太一。
これがお前のなりたかった暴走族か?」
俺の近くまで来て足を止めると、漸く恭の顔が見えてきて……
背後に背負った、逆光が妙にこいつを神々しく写し出す。
あぁ……
やっぱりこいつは別格だよ。
背負ってるオーラが全然違う。
目が奪われる。
惹き付けられる。
「何だてめぇは!?!?」
先輩が俺の胸ぐらを離して、今度は恭に掴みかかろうとする。
恭は、それを軽々とかわし……
-------バキッッッ!!!
体制を崩してよろめいた先輩に、恭の右ストレート。
左頬にそれを食らった先輩が、そこらにあった物を巻き込みながらぶっ飛ぶ。



