「あはは!茉弘顔真っ赤!」
「っだぁ!うっ、うるさいなっ!」
─────グイッ!
「……っん!」
唐突に重なった唇。
恭の唇の熱さに、不安を忘れてとろけそうになる。
「……っは……」
ちゅっと音を立てて離れていく唇。
恭は、熱っぽい瞳であたしを見ると、
「……そうそれ。そうやって、俺に身を任せといてよ。そうすれば俺は、そんな茉弘を守りたくて、いくらでも無敵になれるんだ」
そう言って、今度は優しいキスを落とした。
……そういうものなのかな?
でも、あたしが少しでも恭の原動力になれているのなら、……嬉しい。
あたしは、頼りっぱなしで何も出来ないから。
自分の無力さに泣きたくなるくらい何も出来ないから。
ただのお荷物でしかないって、そう思っていたから……。
恭が、あたしが居ることで無敵になれると言うのなら、こんなに嬉しいことはないの。
「う~ん」
「ど、どうしたの?」
「……なんか、またしたくなってきた……」
「!?!?!?」
「うん。もう一回したら、俺、不死身になるかも!」
「…………」
───バッチーーーーーン!!!



