「早かったですね。少しは温まれましたか?」
「うっ、うん……」
「よかった」と言って微笑んだ後、恭はん?と首を傾げる。
「何で出てこないんですか?」
「!!!ちょっ!こっち来なくていいからっ……」
何かあったのかと、近寄ってくる恭。
必死に止めるのも虚しく、恭はあたしの所まで来て脱衣場に入ると、あたしを見て大きく目を見開いて固まってしまった。
「あのっ……恭のズボン大きくてっ……履くとどうしても落ちてきちゃって……。シャツも大きくてワンピースみたいになるし、これでいいかなって……」
あたしは恭の白いシャツを、下着の上からワンピースになるように着ていた。
髪の毛は一応乾かして、おだんごに纏め上げた。
いつもより足の露出度が高い気がして、恭の前に出るのに少し躊躇してしまう。
うっ……ほら。
やっぱり恭固まってるし……。
足太っ!とか思われてるんだろうな。きっと。



