「総長モードのこと?」
「うっ。何そのネーミング……。いやまぁ、そんなようなもんですけど……。」
恭変なの。
何で今更そんな事気にするんだろ?
「全然気にしないよ?どっちも恭な事には変わりないんだし。怖くなんかない。」
「…………。
俺が、あんまり見せたくないんだよなぁ…」
「???」
「まぁ、とにかく、俺がどんな状態の時であろうと、茉弘の事をいつも想っているからね。」
「……っ!」
何でそういう事をサラッと言うかな!
只でさえ緊張で増している鼓動が、更に音を増していく。
「可愛い。赤くなってる。」
ニヤニヤする恭。
「う、うるさいっ!なってない!」
------キーーーン……
突然耳を貫くような、機械音がしたかと思うと、「あー。あー。」とマイクテストをする春馬の声が倉庫内にこだまする。



