漆黒の闇に、偽りの華を②【完結】


あたしを見限って、


"もうお前なんか仲間じゃない"と


罵ってくれたらいいんだ。





「確かに茉弘がした事は、許される事ではないですね」





恭のその言葉に、みんなは驚いて恭の方を見る。


恭は、みんなとは対照的に冷たい表情を浮かべていた。


その表情に、あたしの心臓がドクンと跳ねる。



「今回の件で、茉弘の為にどれだけの仲間が犠牲になったか……。
鷹牙の奇襲で、煌龍は甚大な被害を受けました」


「恭!今はそんな事言わなくても……っ!」



春馬が止めようとするが、それを太一が制止する。



「今だから言うんです。」



そう言って恭は、あたしを見据えながら、一歩一歩近付いてくる。



「……っ」



あたしはジリッと一歩後退りする。