その現状をいち早く目の当たりにした葛原と滝沢の手が止まり、みるみる顔色が変わっていく。
何?
何が起きてるの?
恐る恐る、その方向に顔を向けると……
「うっせーんだよ。ギャーギャー騒ぐんじゃねぇよ雑魚が」
─────え
「ほーら。そこで寝てた方が身の為だよー」
─────うそ
「おら。うちの可愛い天使ちゃんに少しでも触った奴、自己申告しろっつってんだよっ!
あーもう面倒くせっ。テメーら全員殺っとくか」
─────うそだ……
だって……
だって…………
あたしは…………
その人達は、あたし達の姿を見付けると、
「いたーーっ!!茉弘ちゃーーん!!!」
もの凄く嬉しそうにこちらに手を振ってくる。
その間にも鷹牙の連中が攻撃を仕掛けてくるが、それを簡単にかわしては、その場に沈めていく。
──強い。
この人達、こんなに強かったんだ……。
太一……
春馬……
直……
ねぇ?
何で、ここに居るの?



