すると、突然幹部室のドアが開いて、ドタバタと太一が駆け込んでくる。
「おい!まだかよ!そろそろ待たせるのも限界だぞ!他の族の幹部も来てんだ!いい加減にしろ!」
「茉弘ちゃん~~~~!!!」
ううぅ……。
そんな事言われても……。
「…………。今日は、止めておきますか。」
「!!??」
恭のその一言に、一同騒然。
「な、何言ってんの!?恭!!
こんだけ人集めて、同盟のとこの幹部まで来てて、それは不味いって!!」
春馬が、青い顔でパニックになりながら言う。
「そうですか?どうにかなるでしょ。俺が腹壊して出て来られないとでも言っておいて下さいよ。」
「何それ!む、無理だよ!そんな見えすいた嘘!!そんな事したら恭の体裁が悪くなるんだよ!?」
「俺の事なら、後でどうとでも出来るからいいんですよ。
こんな大事な事、無理矢理させて何の意味があるんですか。」
……恭……。
「恭の言ってる事は分かるけど……ただでさえここの所内輪でゴタゴタしてるのに、そんな事したら幹部の信用問題に関わってくるんだよ?」
「言いたい奴には、言わせておけばいいんですよ。」
そう言って恭は目を瞑る。
「恭っ!」



