漆黒の闇に、偽りの華を②【完結】







────…え?






今……何て?


"煌龍"……って……言った?





朦朧とした意識が、次第にハッキリしてくる。




その中で見たものは……




外に通じる大きなドアがゆっくりと開き始めて、




そこから少しずつ、

新鮮な空気と外の光が立ち込めてくる。




その光は朝靄に反射して、




目を細めずにはいられないほど美しい。




外から立ち込めるその光は、まるでその光へと向かう道筋のようだった。