「潤が……葛原と居たいならそうすればいい。三豪会の組員になりたいならそうすればいい。
だけど……それは、誰かの犠牲にじゃなく。自分の意思でして!」
あたしが分かった!?と言って潤に詰め寄ると、潤は初めてその瞳を揺らした。
そして、ちょっと困った顔をして、
「俺だって……」
と呟いた気がするが、あたしは上手く聞き取れない。
まだ文句あるの!?と首を傾げていると、
「……とにかく、ちょっと落ち着いてくれる?多分もう少しだから、頼むから大人しくしててよ」
と、潤に懇願される。
「……??」
もう少し?
って何が??
そう潤に聞こうとするも、その言葉は乱暴に開けられたドアの音によって遮られた。
「おい潤っ!!!」
入って来たのは酷く焦った様子の葛原で、潤に近付いて来るなり胸ぐらを掴んで引き寄せる。



