「絶対いや!!!絶対無理っ!!!」
「だーー!!茉弘ちゃんっ!!頼むから!!マジでもうみんな集まってるんだって!!!」
あたしは、焦る春馬をよそに、幹部室のベッドで毛布を被る。
断固ここから動かない!
断固っ!!
昨日、百合さんから御披露目の内容を聞いた。
姫が出来たら、まず仲間全体で姫を守る決意を固める儀式?をするらしい。
分かる!
理屈は分かる!!
だけど、問題はそこじゃない!
まず、集まる人の数!!
ざっと900!!!
煌龍だけじゃなく、同盟を組んでいる族の幹部も来るらしい。
900って……あたしは、煌龍を舐めていた……。
そんなに仲間がいるなんて、予想外。
ていうか、いくらこの倉庫大きいとはいえ、入りきるんですか!?
中学校の卒業式に、全校生徒の前で卒業証書貰うのだって、緊張して吐きそうだったのに!
900とか……900とか……あぁ、今から目眩が……。
あと、もっと重大な問題がある。
これだけは絶対に嫌だ。
絶対に。
「そんなに俺とキスするの嫌ですか?」



